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わくわくドキドキ市民活動 (2007年12月)
北区で活動しているボランティア団体を広くご紹介するページです。NPO法人東京都北区市民活動推進機構(愛称KiVo)の広報部メンバーが、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を取材しています。
まちのねこをまもる福ねこの会
10月最後の日曜の昼下がり、ボランティアぷらざを訪れると、サロンコーナーで7〜8人の女性達が話し合いをしてらっしゃいました。その日は、「まちのねこをまもる 福ねこの会」のミーティングの日だったのです。 「まちのねこをまもる 福ねこの会」は、『ねこは単なる愛玩動物ではない。飼い主のいないねこにも尊い命があり、私達と同じ時代、同じ地域、同じ空気の中を生きている』という理念のもと、外ねこの不妊去勢手術の啓発、手術依頼のお手伝い、それに付随して、発見された病気ねこや子ねこの保護及び里親探しを中心に活動している団体です。活動は、外ねこの悲しい運命に遭遇したメンバー同士の出会いにより、平成16年頃から始まり、「まちのねこをまもる 福ねこの会」と改名したのは昨年8月。これまで毎年140頭ほどの外ねこたちに不妊去勢手術をし、この1年で50匹の子ねこが会を通して里親の元に貰われて行きました。 月1回のミーティングは、手術のために一時保護(捕獲)されたねこ、里親の元に引き取られて行ったねこの近況や、会の仲介で不妊手術を受けたねこの予後など、報告タイムから始まります。 何故、外ねこたちに不妊去勢手術を行うのか…外ねこたちは、もともと飼いねこでした
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人間に捨てられて外ねこになったのですが、彼らが生きていかなければならない世界は過酷なもの。心ない人たちにより、捨てられたり、虐待されたり、殺傷される不幸な命をこれ以上作らないためには、「増やさない」ことが大切であると考える「まちのねこをまもる 福ねこの会」では、その方法として不妊去勢手術を勧めています。この手術は、外ねこを増やさないだけでなく、何度も出産を繰り返してぼろぼろになる母ねこも救い、一代限りの命を大切にすることにつながるそうです。不妊去勢手術を施すには、通常多額な費用がかかりますが、区や都からの助成金を活用して安く施術していただける病院を紹介したりしています。
福ねこの会では、外で暮らすねこにえさをあげられている方たちにも、そのねこたちに不妊手術を受けさせてあげること、そして気まぐれに残り物を与えるのではなく、毎日、同じ時間に給餌を行うことを呼びかけ、『地域ねこ』として見守ってあげるように提案しています。『地域ねこ』への道は、そこに住んでいる人たちの理解が何よりも大切。『愛護動物を遺棄したものには、50万円以下の罰金に処する』という動物の愛護及び管理に関する法律があるにも関わらず、捨てられるねこは後を絶ちません。ねこにはねこの本能・習性というものがあります。福ねこの会が提案する『地域ねこ』としての見守りは、捨てねこを引き取って家ねこにするのでなく、捨てねこに無責任にその場しのぎの餌を与えるのでもなく、ねこと人間が共生するために、色々な要素を検討した結果、到達した最良の方法なのでしょう。
繁殖するのは、生きものとしての本能。それなのに、人間にとって増えすぎたから、不妊去勢手術をするというのは、人間のエゴなのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。でも現実問題として、ねこたちは、棄てられたり、虐待されたり、その居場所を追われたりと、“軽んじられた命”となってしまう現実があるのです。
「先日も、心ない人が3匹の子ねこ達に殺鼠剤を振りかけたんです。それを懸命に舐めた母ねこのおかげで、子ねこたちは助かりましたが、母ねこは亡くなりました。子ねこを無心に舐める母ねこの姿に、何か人間が見失い始めた大切なものを感じました。活動中の出会いには、喜びも悲しみもあります。その出会いは、私達に人生や命の意味を教えてくれるのです。」と代表の中山友さんは語って下さいました。
命は生まれるもの、生まれたら生きようとするもの。その重みに、人間もねこも寸分たりとも違いありません。異なる種が共に生きるために、何が大切なのか、その大切なことを守るために一人ひとり何ができるのか…「まちのねこをまもる 福ねこの会」の皆さんの活動は、その一つの形を提示するとともに、今のような時代だからこそ、地域コミュニティが取り戻さなければならない、『他を尊ぶ心』というものを思い出させてくれた気がしました。
(取材:KiVo広報部 溝口康子)
(1)団体立ち上げの時期・きっかけ 平成18年8月(平成16年頃より、個々に活動していたものを組織化)
(2)活動目的 1.人とねこの共存・共生を目指し、ボランティア精神で動物愛護活動する
2.ねこを虐待しない、遺棄しない、殺傷しない、ねこに理解ある街を目指して活動する
3.無制限な繁殖による不幸なねこ(捨て猫、生まれすぎた子ねこ)を作らないため、不妊手術(去勢・不妊)の有効性についての知識を広め、積極的に働きかける(3)活動状況 1. 外ねこの不妊・去勢手術依頼の手伝い
2. 上記に付随して発見された病気のねこや子ねこの保護及び里親探し(4)会員数・会員構成 会員数 9名
(5)会の運営 月に1回のミーティングの開催(その月に行った手術等の報告・里子に出した子ねこの報告等・ねこの行動や病気の勉強会)
会費 月2,000円(6)活動を通して得たもの 各町内のボランティアさんや北区以外の区のボランティさんとの繋がり。そしてねこたちが教えてくれる「命」の意味
(7)近日中の参加可能な活動 なし (8) P R 誰からも手をさしのべられない、でも救済が必要な外ねこに、当会が遭遇したとき、治療に充てていく費用等が必要です。「外ねこ救済基金〜チャトラン基金」にご協力下さい。 (9)連絡先
まちのねこをまもる 福ねこの会 090-9367-0986
(連絡は午後6時以降にお願いします)
みにきたWebアドレス http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000110
★北区を中心とした市民活動の情報を提供する『みにきたWeb』(下記HPアドレス)を、皆さんも是非一度、ご覧になってください!
(HPアドレス:http://minikita.kitaku.net/ )
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2007年12月2日更新版
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